子供へのイライラに(その2)・「子どもの話にどんな返事をしていますか」

<2010年12月16日 5才7ヶ月>


子供にイライラしてガミガミと怒ることを反省して読んだ本について、、前回(こちら)の続きです。


「怒る人は負け犬です。」
と言っている
怒らないこと―役立つ初期仏教法話」の本に対して、、








「私達は、罪の意識や恥を感じることなく、怒る権利がある。」
と書いてある本があります。



前にも紹介しましたが、(こちら

「子どもの話にどんな返事をしていますか? ~親がこう答えれば、子どもは自分で考えはじめる~  ハイム・G・ギノット 草思社」

です。





以前に色々書きましたが、補足です…。
「怒らないこと」の本がきっかけで、また読み返してみました。
前に気にとめなかったことが今回は心にひっかかってきました。。



この本には「怒ってもいい、でも工夫が必要だ」と書かれています。


「自分の子どもをもつと、私達はひたすら耐えようとする。
私達は怒りが子どもを傷つけるのを恐れ、素潜りのダイバーが息を止めるように怒りを抑え込もうとするが、
ダイバーにしても私達にしても、怒りを抑える能力には限界があるのだ。」


「私達はカッとなると、子どもを怒鳴り散らし、侮辱し、攻撃する。そのようなことを一通りやったあとで、罪の意識を感じ、二度と同じ過ちは繰り返すまいと心に誓う。
しかし、怒りはどうしようもなくふたたび襲ってきて、わたしたちの決心をひるがえす。
二度と怒るまいという決心ほど不毛なものはない」」




そうそう、、
そうです。


このブログでも、、
「イライラして怒った。自己嫌悪~、反省」なんて何回も書いて、、何度同じことを繰り返してきたか…。



「怒りはハリケーンと同じように必ず襲ってくる。避けられない人生の真実なのだ。
だから素直に認めて、それに備える術を身につける必要がある。」

「親は子ども達とのかかわりで、特別なコミュニケーションのスキルを必要とする。
子ども達の日々の要求に応える能力を身につけるためには、親だって外科医と同じように特殊なスキルを学ぶ必要があるのだ。」



だということです。


「私達が子どもを怒る目的は、怒りをぶつけてスッキリしたいとか本当に傷つけてやるとかいった報復の気持ちではない。
こちらの言いたいことをはっきりさせ、今後も不快な出来事を避けるためには何をしなければならないかを伝えることなのだ。」



大切なのは3つのこと。

①怒りという感情をまず事実として受け入れる。
②そして、私達は、罪の意識や恥を感じることなく、怒る権利がある。
③私達は、感じたことを表現する権利がある。ただし、怒りを表現するとき、子どもの人格や性格を否定してはならない。





方法として、、
まずは、「動揺した気持ちをはっきり口に出す」ことだそうです。


これは、子供への警告となります。

「私はそんなことされたら悲しい。」とか
「私は今イライラしている。」
といったように。


I(アイ)メッセージですね…。
(あなたは~、ではなく私は~だと思う、という)





ちょっと話はそれますが、数週間前にあるネットの書き込みを読みました。


「私の母は私が小さい頃に、突然火山の噴火ごとくすごい剣幕で怒り出していました。
小さいながら、なんで急に怒っているのかわからないし、突然怒り出す母がすごくいやでした。」



というものです。



「火山の噴火のように突然怒り出す…。」

私も同じことしている…、と気付きました。



この書き込みを読んで色々と変えていこうと思うようになりました。
「突然怒り出したら嫌だろうな、ちゃんと段階をふんで気持ちを言おう。」と。



夜電気を消してもいつまでもハイテンションで歌っているウルサイ紺太郎。。

前だったらイライラして、

「うるさい!静かにして!ママも寝れないでしょ。
早く寝なさい。明日どうせ朝起きられないくせにっ!」


しまいには、、「静かにしないと、(紺太郎が怖がる鬼のお面を)だすよ~」と脅す…。
(どうでもいいことですが、鬼のお面とはこちら


でもこの書き込みを読んでからは、
いきなり怒るのではなく、、


「ママ、眠りたいのに紺太郎が歌っていてうるさくて眠れなくてイライラしているの。
別の部屋で寝るか、静かにして一緒に寝るかどっちかにして」
と言うと、、

「そういうことなら静かにする~」と言ってくれました。

そして静かになると、、すぐにグースカ眠りにつきました。

これからも、、自分がイライラしていることを先に伝えようと思います。



話を本に戻しまして、、


こうして気持ちを伝えてもダメだったら、
「ママはとっても怒ってるの」「この怒りをどうしたらいいかしら」
などと強く伝えます。




それでもダメなら、
怒っている理由を説明し、とりたい行動を伝えます。




そこで大事なのは、

↑の③の「子供の人格や性格自体を攻撃してダメージを与えてはいけない」ということです。



怒ってもいい、、
でも「怒る方法」がある、、
ということに「おこりんぼう」の私は、、救われた気持ちです。



「「叱っても」いいけど「怒って」はいけない」とよく聞くことがあって、
「自分は怒っている…」と悩んだことがあったのですが、
こういうふうに段階を踏んで伝えることは「叱る」ことでもあるのかな?



この本の副題は、「~親がこう答えれば、子どもは自分で考えはじめる~」となっていますが、
子どもとの会話で大切なことのまとめとして、
(前回も書きましたが、)

1、聞き上手になる
2、子どもの感情に文句をつけない。子どもの好みをバカにしない。けなさない。
3、批判するのではなく、導いてやる。問題を述べ、可能な解決策を掲示する。子どもを否定するようなことは言わない。
4、怒ったときは「私」という主語を用いる。
5、子どもをほめるときは、具体的な行為に言及しよう。性格を評価してはならない。
6、現実では許せないことを空想のなかで許すことにより、子どもを傷つけない方法で「ノー」と言おう。
7、子どもの人生を左右する事項では、子どもに選択と発言の機会をあたえよう。


とありました。



そして、、この本には色々な親子の受け答えの例が載ってるので前回に書きました。


もう1ついい例に気がついたので、ご紹介します。


3歳のトムとジムがオモチャの木琴で遊んでいた。
ジムのバチが動かなくなり、ジムはかんしゃくを起こして泣き叫んだ。

ジムの母親は、ジムを叱ってこう言った。
「そんなことで騒がないで!叫ぶのをやめなければ直さないわよ!」
それでもジムが泣きやまないので、母親は彼のオモチャを奪った。

その後、ジムのかんしゃくはさらに増した。



いっぽう、トムのバチが動かなくなり、トムが泣き叫んだ時、トムの母親はジムの母親とは対照的だった。
「バチが動かなくなったから泣いているのね。では直さなきゃね。」
トムはこれを聞いて泣きやんだ。


ジムの母親が叱り、脅し、責め、罰したのに対し、トムの母親は問題を明確にし、「直す」という解決案を提示したのだ。



失敗したり怒られるようなことをした時、自分の気持ちを理解してもらっているという事実が、
子供の気持ちを落ち着かせるようです。


「思いやりと共感する心をもって子育てにあたらなければならない」ということです。




そして親の思うとおりにさせよう、、なんて考えないことだと思います。
自分で考える力を持ってもらわないと…。


汐見稔幸先生の講演会
でもありましたが(こちら)、

手っ取り早く私(親)の思い通りにさせようとしてはいけない。
それは、、子どもに試行錯誤をさせることを省くことだ。
体験させるしかない、、


ということが大事なんだと。



そして自分の前の日記を読み返して「あ、そうだ」と思ったのですが、


何かを言いたい時は、
「ママは~で、~だから、こうだと思うんだけど、あなたはどう思う?」という子どもに考えさせる聞き方をするといい、、という所(こちら)を見つけて、、そうだなと思いました。


私がやっていたのですが、
「どうしてママの言うことを聞かないの!」なんてガミガミ怒るのはナンセンス…orz。



2日にわたり、読んだ本のことをズラズラと書いてきましたが、、


本とその他(ネットの書き込み、前の記事)のことが重なったからか、、
ここ1週間はイライラしてガミガミ怒ることが少なくなったような気がします。
(PMSの時期じゃないから、、だけなのかもしれませんが…。)


朝紺太郎が起きなくても、
「今、しなくてはいけないことを自分で考えてごらん」と言うと、、
ちゃんと起きてきたり…。


朝マンションの廊下をバタバタ走ったりしても、、
「考えてごらん、コンちゃんの部屋の上でバタバタ音がしたら嫌だと思わない?」
「ごめんなさい~」という会話とか。。
(ホントは「ごめんなちゃ~い」とふざけていましたが・苦笑。)



でも今までも、いい本を読んだり講演会を聴いたあとは自分のイライラが減ったような気になっても、
すぐに忘れてイライラ、ガミガミを繰り返してしまっていたので、
同じようにならないようにしないと…(苦笑)。


色々なことをしでかすし、
片付けはしない、
朝はソファにゴロゴロ寝転がりながらパン食べるし…。
お風呂に入りたがらない、
どうでもいいことや、どうにもならないことで泣くし…。
ウルサイし…。




しかし、、
「あ、また怒ってしまった~。自己嫌悪~。」のくり返しは当然のことで、、、
「怒っちゃいけないなんて思わなくてもいい、怒ってもいいんだ。それは当然のこと。その後が肝心なんだ…。」という「気付き」がこの本のおかげであって、、自分の心を少し軽くさせてもらいました。


そして「怒らないこと」の本を読まなければ、
「子どもの話にどんな返事をしていますか」に書いてあることを再び深く考えなかったので、、
よかったです。



自分の頭の中のことをゴチャゴチャと書き連ねて、、
自分だけで納得したようなひとりよがりな自己満足な文章になりましたが、、書くことによって整理できて自分で理解できてよかったです。
お付き合いいただいた方、、ありがとうございました!
そして、、読みにくい文章ですみませんでした。
つくづく自分は文章が下手だな、、と思いました(苦笑)。



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Secre

No title

どっちの本もいい本ですね。

前者の本、夫のことを思いました。
うちの夫は穏やかな人です。やたらめったらなことで声を荒げませんし、人を怒鳴ったりはまずしません。(もちろん、言うべきところで言う人です。ただし、穏やかに諭すって感じです)結婚して6年近くになりますが、ほとんど怒っているシーンを思い出せません。
私は、たぶん、ざまきさんと同じタイプです。
夫に「何故、怒らないのか?」と聞いたことあります。(私には信じられないタイプです)
「怒って何か得るものあるの?」と言われました。「良いこと一つでもある?相手も自分も嫌な思いをするだけだ」「穏やかに言った方が相手に伝わる」とも。
前者の本のタイプですよね。
確かに、その通りだと思いました。怒ってよかったなんてこと、、確かにありませんよね?

喧嘩(私の一方的な喧嘩)もほとんど聞き流します。言いたいことあったら数日後言ってきます。
「クールダウンしてないときに話しても、悪循環だろ?」と言います。

こういうところ結構尊敬しています。

しかーし、私は、後者の本のタイプです。

持って生まれてた資質だと思います。頭で分かっていても、今さらどうすることも出来ません。本能的な部分だと思いますよ。(たぶん、子供たちも私に似たのかな)大噴火、小噴火を繰り返してます。

マヒロとは随分感情的にぶつかりました。
子供とは直接関係ない自分のイライラを、大抵子供が導火線に火をつけちゃうんですよね。
大噴火。。。。そして、自己嫌悪~。

でも、最近減っているんですよ。私の噴火。。
I(アイ)メッセージって言うんですね。本読んでないけど、何か最近無意識にやっていたのかな。

うちの場合は、カオルのパワーがすごいんですけど、そのイライラを、マヒロに相談って形で向けているんです。
(夫の平日ほぼいないので、マヒロを相談相手にカオルを育ててるって感じ)

「困ったねえ。カオルは」
「まーちゃん、どうしたら良いと思う?」
「一緒に考えてよ。もう4歳でしょ。」

と相談すると、
「こうしたらどうだい?」
「良い考えがある~」
と提案してきたり、

妹に「○○するとママが困っちゃうからやめようね。まーちゃんが片付けるの手伝ってあげる」と提案していたり、時には妹を手荒に押さえつけたり、
人の振り見て我が振り直せですか?妹に注意しつつ、こそこそ自分も自分のことを直していたりします。

カオルが大変だから、カオルに自分一人で集中してしまい、マヒロに寂しい思いをさせて、さらにカオルのイライラをマヒロにぶつけていたりしていた最悪の時期ってのもあったんですが、マヒロを巻き込むことにより、私たちの母子関係は改善を見出した感じです。マヒロには信頼されているっていう自負も生まれるみたいですよ。


つらつらと失礼しました。
また、良い本、ご紹介ください。











>あやさんへ

こんなひとりよがりの文章、はずかしいな~と思っていたので、コメント嬉しいです。
ありがとうございます!

旦那様すごいできた人ですね~。
素晴らしい!
人間的な器が大きいんでしょうね~。

私が怒ると夫は、「クールダウンしてないときに話しても、悪循環だ」と何も言いませんが、
それは私は嫌なんですよね。
「ちがう」とか「そういう意味じゃない」とか反論したり
「ごめん」とかすぐに言ってくれないと、ずっとウジウジ悩んでモヤモヤが消えないから。
思いつめて「別れようかな」とか思うことしょっちゅうです(苦笑)。

ちゃんとIメッセージができていて素敵ですね。
私は本で何回も読んで「知っていた」はずなんですけどね(苦笑)。
子育てだけでなく「夫婦の仲改善」の本でも…。
知っているはずなのに、、実行できていなかったんですよね。
前にこの本を読んだときも日記にも書いているのに、、できていない・・。
でも、、やっと、、なんとなくわかってきたような気がします。
できるかどうかはまた別の話なんですけどね…。

マヒロくんとの関係は最高ですね~。
普通は下の子に嫉妬したりして我侭がまして親子関係が悪くなることが多いのに、
あやさんはそれを乗り越えたんですよね~。

私も夫と喧嘩したときにコンタに愚痴りますが、、それは逆効果だろうな・・・(苦笑)。

マヒロ君はお母さんに信頼されている自信があるんでしょうね~。
いいことですよね♪

No title

今日は久しぶりにのどがかれるほど
子供達に怒鳴ってしまったので
ざまきさんの記事がまさにタイムリーで
身にしみました。
私も小さい頃、自分の母親が突然の大噴火を起こして
それを嫌な思い出として未だに覚えているんだから
私の噴火だって、子供達には相当な打撃をあたえているんでしょうね。
諭すように話したほうが
子供も分かってくれる事が多いし、
カッとなってしまうのも
結局は自分の意志の弱さなんでしょうね。
明日は子供達に落ち着いて接しようと思います。
(どっちみち声もかれちゃったし。。。)
海外にいると
こういう本てなかなか読む機会がないので、
ざまきさんの記事は本当に参考になります!

>kovachanさんへ

参考になる、、なんて嬉しいお言葉ありがとうございます!
あの超オモシロイお母様も大噴火されたんですね。
ちょっと意外です…。

姉妹げんか、、されているのでしょうか。。
怒る気持ちもわかります~。
大変そう…。
リサちゃんの癇癪も大変ですよね…。
でも昨日ちょうど、、
「子どもが母親の前で泣いてわめいて癇癪をおこすのは、母親を信頼してるからこそできる」という文章を読んで、、
「あ、これkovachanさんに言いたい~」と思いました。
お互い、、意思が強くなるよう、、がんばりましょうね~。
プロフィール

ざまき紅子

Author:ざまき紅子
遊びにきてくださってありがとうございます。
旅行、読書、映画、海外ドラマが好きな関東在住の主婦です。
2005年4月生まれの地図と線路が好きな息子(紺太郎・仮名)がいます。
夫とは週末婚です。
小5の2017年1月に夫が急に「受験」を言い出し、本人もその気になり2月中旬から塾(N)に通い始めました。
突如決めた中学受験、1年間しか時間がないし、わからないことだらけで右往左往しています。2018年春に桜が咲くといいです。


(2008年12月の記事は他の所で書いていたものを移したので、日付はランダムになっています。)


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★お出かけ先の施設の営業時間・料金等はここに書かれているものから変更になっている場合がありますので、自ら御確認をお願い致します。

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