育てたように子は育つ―相田みつをいのちのことば、佐々木正美

<2016年6月22日 11才1ヶ月>



読んだ本の記録です。


「育てたように子は育つ―相田みつをいのちのことば (小学館文庫) 佐々木 正美 (著), 相田 みつを 」です。






こちらの本を読んだのをきっかけに「相田みつを美術館」へ行きました(こちら)。


佐々木正美さんの本は好きで何冊も読んだことがありますが(こちらなど)、
相田さんの言葉とリンクした解説で、こちらの本もよかったです~。


自分自身へのメモ書きです。


「欠点まるがかえで 信ずる」


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これは子どもを育てるために必要な最高の愛、最も自然な愛のある態度である。
子どもが最も安心して成長していける親や教師や大人のありようである。
子どもに最も大きな自信を与えることができる大人の姿である。
私たちは相手が花であれば、どんな花にでも、その色や形や咲く季節などを気にかけることなく、それぞれが十分に美しいと感じることができる。

そのように、子ども一人ひとりをそのままで十分に美しいと感じることができるような感性を、私たちも一人ひとり磨きをかけて、子どもを迎えてやりたいと思う。

私には、この「信ずる」が快く響く。
「認める」ではなく「信ずる」というのが何ともいい。
子どもは認められているより信じられているほうが、ずっと生き生きすると思う。
こちらの価値観を修正して相手を認めるのではなくて、
子どもの存在そのものをそのまま信じていてやるのである。
信じるとは、信じるものにとってもこの上ない安らぎである。


======

●子どもはわかってもらいたいのだ。

中2から強度の不潔恐怖を伴った強迫神経症に苦しんだ少年がいた。
体が汚染されたと感じ、何時間も入浴したりした。
父親は少年を頭から「ろくでなし」と決め付け、
少年は「どうしても自分を分かってもらえない」と苦悩した。
少年は家出し、盗みでつかまった。
(その後立ち直ります、省略)。



****


肥料

あのときの あの苦しみも あのときの あの悲しみも
みんな肥料になったんだなあ
じぶんが自分になるための




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存在する意味や価値のない人間はひとりもいない。
ということは、誰にとっても意味のない時間はないということである。
あらゆる時間のあらゆる営みに意味があり、
それぞれの人間の歴史を刻んでいく。

怠けているように見える時間は、大抵は心のエネルギーの充足のために必要な休息の時間なのだ。
休息のあとに続く活動や思案のために必要な、本当に必要な休息の時間なのだ。
どんなに長く続く休息に見えたって、本当に必要な時間なのだ。
そのことは、本当に十分な休息を与えたあとになってみるとよく分かる。
分からないのは、不十分なうちにせき立てて次の活動に追い込むからである。

本当に必要な休息や回り道の時間なのに、誰かが怠けているなどと言うものだから、やがてその子は自分のことを、本当に怠け者で存在価値が小さな人間だと思い込んでしまう。
初めから自分の価値が小さいなどと思って生まれてくる子どもは決していないのに。

悲しみや苦しみを乗り越えて生き抜く力を子どもに与えることは、
自分の価値が大きいものであることを常日ごろ教えておいてやることである。
自分の価値を信じる力、深い静かな自信を育てておいてやれば、
苦しみや悲しみは喜びや気楽さよりも、真の人格を育てるために大きな潜在力となるだろう。

だがしかし、自分を信じられるような愛情に恵まれないまま、悲しみや苦しみが与えられたら、子どもは自分の人格を破壊してしまう。生きる力さえ失ってしまうこともある。

=====

●若者の真の成長には、「むだ」が必要

親に対してひどい暴力を振るう男子の中学生や高校生の相談があとを絶たない。
両親の不幸もさることながら、自分の親に暴力を振るわなければならない若者の無力感、孤立感に、同情や思いをはせてしまう。
若者の何十年間の過去に、年齢相応の思索をする雰囲気や、時間的・精神的余裕が、どれほど与えられたか疑問だ。
少年や若者が、真の成長のために必要なものは、
現在の親や教師が軽視しがちで「むだ」と思われる行為の中にある。




私のブログを前から読んでくださっている方はご存知ですが、
うちの息子、、宿題もやたら時間かかるし、
私にとっては無駄なボケ~が多いのです。
でもこの部分を読んで、「むだ」って大事なんだな、、
あまりせきたてるのは良くないかも、、と思いました。



お付き合いくださってありがとうございました。


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テーマ : 読んだ本。
ジャンル : 本・雑誌

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プロフィール

ざまき紅子

Author:ざまき紅子
遊びにきてくださってありがとうございます。
旅行、読書、映画、海外ドラマが好きな関東在住の主婦です。
2005年4月生まれの地図と線路が好きな息子(紺太郎・仮名)がいます。
夫とは週末婚です。
小5の2017年1月に夫が急に「受験」を言い出し、本人もその気になり2月中旬から塾(N)に通い始めました。
突如決めた中学受験、1年間しか時間がないし、わからないことだらけで右往左往しています。2018年春に桜が咲くといいです。


(2008年12月の記事は他の所で書いていたものを移したので、日付はランダムになっています。)


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