見逃さないで! 子どもの心のSOS 思春期に がんばってる子、明橋大二

<2015年12月17日>


私が図書館で借りて読んだ本の紹介です。


「見逃さないで! 子どもの心のSOS 思春期に がんばってる子
明橋大二 (著), 太田知子 (イラスト) 」
です。






いじめ、不登校、ひきこもりなどなどの問題で困っている親と子のための本です。
とても読みやすかったです。
自分へのメモ書きです。



今の子どもをめぐる問題の根っこは、一言でいうと、自己肯定感の極端な低さです。

では、どうして、これだけ自己肯定感が低くなるのか。
それは、子どもの甘えの否定と、自立(自己主張)の否定によります。
「甘えるな」「わがまま」だ。
この二つの言葉ほど、子どもによく浴びせられる言葉はありませんが、こういった間違った考え、対応が、今の子どもを追い詰めている、といっても過言ではありません。


***

十代の子どもに接する十カ条

1、子どもを大人の力で変えようという思いは捨てて、肩の力を抜こう。
2、「どうして○○しないのか」という子どもへの不平不満を捨てよう。
3、今、現にある子どもよさ、子どもなりのがんばりを認めよう。
4、子どもへの、指示、命令、干渉をやめよう。
5、子どもから、話をしてきたときは、忙しくても、しっかり聴こう。
6、子どもとの約束は守ろう。
7、子どもに本当に悪いことをした時は、素直に謝ろう。
8、威嚇や暴言、体罰で子どもを動かそうという思いを捨てよう。
9、本当に心配なことは、きちんと向き合って、しっかり注意しよう。
10、子どもに、なるべく、「ありがとう」と言おう。


****


当分の間、学校へ行けそうもない、と覚悟したら、その時点で、親は、百八十度、頭を切り替えることが必要です。すなわち、本人の現状を、百パーセント、認めていく、ということです。
今以上のレベルを期待しない。指示、提案、干渉を一切しない、ということです。

具体的に言うと、「もっと、○○したら?」とか、「どうして○○できないの?」とか、「みんなは○○しているのに」とか、「いつになったら○○するの?」とかいう言葉を一切使わないようにします。使わないだけでなく、心でも思わないようにします。それも、家族全員がそのように、気持ちを切り替えるのです。

学校へ行けなくなった時点で、本人は、とにかくとことん疲れているのです。生きているだけで精一杯なのです。なりたくてなったのではないのです。そうなるだけの十分な事情があってなったのです。
その状態に対して、「もっと」とか、「どうして」という言葉をかけることは、本人が生きていることさえも否定することになり、「じゃ、こんな自分は、死ね、ということなんだな」と思ってしまいます。

心でも思ってはいけない、というのは、心で思うと、必ず、表情や態度に出るからです。親の深いため息さえも、この時期の子どもを打ちのめすには十分です。


*****


アスペルガー症候群は、いわゆる発達障害の一つで、人とのコミュニケーションの困難を特徴とする状態です。例えば、人の気持ちを酌み取りづらい、場の空気が読みにくい、特定のことへのこだわりがある、などです。一方、記憶力がよい、正義感が強い、などの長所も多くあります。
発達障害にはその他ADHDや学習障害があります。


発達障害は、一言でいうと、能力の凸凹が非常に大きい人です。普通の子どもでも、多少は得意不得意がありますが、それが極端であるため、ある部分では、人一倍能力を発揮するけれども、ある部分では全くできない、ということになります。

そうすると、やればできるのに、ちっともできない、とか、我慢できるはずなのに、ちっとも我慢ができない、と周りには見えることになります。そうするとそれは、本人の努力が足りないからだ、わがままだからだ、と叱られることになります。

実際は努力や正確の問題ではなく、もともと大きな困難をかかえているからできないのです。やる気がないのではなく、本当にできないのです。それを理解されないために、周囲から叱られ続け、バカにされ続けて、結果として、自己肯定感が極めて低くなってしまっている子どもがあります。

本人の特性をよく理解し、、得意な部分は伸ばし、苦手な部分は叱責するのではなく、大人の手助けが必要なのですから、手助けをしながら改善していく、決して、本人の怠けやわがままと考えたり責めたりしない、ということが大切です。



***



今発達障害もグレーゾーンの子が多いと聞きます。
子どもが出来ないことを、怠けている、どうしてできないの?わがまま、甘えていると、親が責めたくなる気持ちが湧き出てくるのは自然なことだと思うけど、その程度具合で子どもを追い詰め責め込んでいる原因にもなりうるのが怖いと思いました。


そして、そういう子どもにイライラしているお母さんを「おまえの育て方が悪いからだ」とダメ出しばかりするお父さんもいたりして、、。そういう悪い流れができたりすることも仕方ないかもしれないけど、、みんな辛いだろうな・・・。
みんながんばっているのに苦しいと思います。
子どものために何ができるのか考えることが必要なのでしょう・・・。


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ざまき紅子

Author:ざまき紅子
遊びにきてくださってありがとうございます。
旅行、読書、映画、海外ドラマが好きな関東在住の主婦です。
2005年4月生まれの地図と線路が好きな息子(紺太郎・仮名)がいます。
夫とは週末婚です。
小5の2017年1月に夫が急に「受験」を言い出し、本人もその気になり2月中旬から塾(N)に通い始めました。
突如決めた中学受験、1年間しか時間がないし、わからないことだらけで右往左往しています。2018年春に桜が咲くといいです。


(2008年12月の記事は他の所で書いていたものを移したので、日付はランダムになっています。)


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