子育てサプリ、そのままのあなたで大丈夫 佐々木正美

<2015年7月20日 10才2ヶ月>




図書館から「ママの心がふわりと軽くなる 子育てサプリ―そのままのあなたで大丈夫! (Como子育てBOOKS) 佐々木 正美 (著), 松本ぷりっつ (著) 」を借りて読みました。






児童精神科医の佐々木正美さんが文章を書き、
所々に松本ぷりっつさんのマンガが入っています。



読みはじめてすぐに気がつきました。
「あれ?、、、コレ、前に読んだことがある…!」と。


検索したら出てきました。
この本について、紺太郎が7才のときに日記を書いています(こちら)。



でも、もう1度読んでみました。



今回一番響いた場所は、前回にも書いているのですが、
新たに加わった部分とあわせて、自分へのメモ書きです。
(省略あり)




●子どもの個性は
あれこれと
いじらないのが
いちばんいいのです。


人は誰でも長所があり、欠点があります。長所と欠点の両方があるにもかかわらず、それがわが子だと、親はつい欠点ばかりに目がいってしまい、心配になってしまうものです。
「このままで大丈夫だろうか」「なんとか直してあげなくちゃ」と必死になり、ガミガミ言ってしまいます。

でも、子どもの個性は、あれこれといじらないのがいちばんいいのです。
特に欠点はなかなか直りません。
欠点を直そうと親ががんばればがんばるほど、子どもに弱点や欠点ばかり気づかせてしまいます。
それは親の思いやりとしてではなく、「あなたはそのままではダメなのだ」というメッセージとして子どもに届き、自信を失わせてしまうのです。


ですから、親は欠点を直すのではなく長所を見つけ、伸ばすことに力を注いでください。
どんな子にもすばらしい長所があります。
欠点については、「こういう部分に注意しておくといいよ」と言う程度にしておいて、
「おまえにはこんなにいい面があるんだから、そこを伸ばすといい。弱点なんて気にならないくらい、得意な部分を大きくするといいんだよ」
と、そう言ってほしいと思います。


欠点がより目立つ子を持つ親であるならば、なおさら「なんとしても、この子の長所を見つけて伸ばしていこう」という覚悟が必要です。


人一倍落ち着きがないとか、感情のコントロールが苦手だとか、こだわりが強すぎて苦労するだとかいう子の中には、発達障害の傾向がある子がいます。
そういう傾向があると、親はますます欠点を直そうと必死になりますね。
他の子と同じようにさせよう、追いつかせようと一生懸命になってしまうのです。
しかしこういう子ほど、長所を伸ばすことが大切なのです。

発達障害というと、発達が遅れているのだと思いがちですが、そうではなく、発達が不均衡なのです。まわりの子どもに比べると幼く、劣って見える部分もあるますが、ほかの子と同じようにできることもありますし、よく見ると非常に優れている部分もあるのです。
もっと言えば、突出した欠点がある子ほど、優れている部分も飛び抜けているものです。

幼い頃には、長所が表立って出てくることはありません。
出てきたとしても、あまり評価の対象になるものではないことが多いものです。
ブロックがうまいとか、パズルが上手とか、熱中するとわき目もふらないとか。
大人してみれば「そういうものに何ほどの価値があるのだ」と感じるかもしれませんが、その部分を大事に守って育てていくと、専門家や一芸に秀でた人になるかもしれないのです。
実際、漢字博士や鉄道博士、数学の計算が非常に早いなど、特別な能力を持つ子の中に発達障害と診断されている子がいることがあります。

発達の不均衡さは、成長にともなって少しずつ目立たなくなってきます。脳が統合されてくるんですね。
気になっていた欠点が気にならなくなることも多いものです。


問題は、成長して欠点が目立たなくなる前に親に叱られすぎて、
劣等感や自己否定の気持ち、そして「親に愛されていないダメな人間」という思いが積み重なってしまうことです。その結果、社会に適応できない行動をとるようになった人を、私はたくさん知っています。


逆に、親に長所を認められ、自信と自尊心を守られて育ったことで、すばらしい成長を見せた人も沢山知っています。
「何でもある程度できる」という人には達しえない高みに、彼らは立つことができるのです。


欠点の目立つ子ほど、親にどう育てられたかが決定的な差になります。
丁寧に育てられた子は得意な部分が大きく花開きますが、欠点を責め立てられた子は社会的に不適応な子になりやすい。
それは、親の育て方にかかっているのです。
自分は壊れやすい貴重な宝を預かっているのだと、そういう気持ちで育てていくといいと思います。
どうぞ、「将来この子はどんなことをやってくれるんだろう」という期待を持ってください。


実は、私自身も発達障害の傾向のある子だったと思います。
何か気になることがあるとほかのことが見えなくなるんです。
あるとき家内にしみじみ言われたことがあります。
「人間は何か一つとりえがあれば大丈夫なんですね」と。
本当にそのとおりだと思います。


***


授業中にちゃんと座って先生の話を聞けない子が増えてきたといわれていますが、
実際に私も「増えている」と感じています。
こういった子もやはり、脳の中での発達が不均衡なのです。
脳の働きをまとめる力が弱いので、自分にとって重要なことと重要でないこと、いますべきことと無関係なことをより分けることが苦手なのです。
だから気が散りやすいし、落ち着きなくよく動き回ります。
専門的な言葉で言うと、「脳の統合力」「同時総合機能」が弱いのです。


脳の統合力は年齢とともに少しずつついていきます。
頭の中でまとまってくるのです。
脳がまとまってくる段階で、突出した「得意」が見えてくることが往々にしてあります。
たとえば、視覚的なこと、具体的なこと、こうであればこうだという法則性が決まったこと、そういう部分で高い能力を発揮します。
それをじっと待ってあげるのです。


そして、まっている間は、叱らないでください。


こういう子は、脳の一部がうまく機能しないので、衝動的な行動をしてしまいがちです。
同年齢の子たちが、周囲の様子を見て、空気を読んで、行動を制御するのに、こういう子はそれができず、思ったら思ったとおりの行動をしてしまうのです。
それを厳しく叱れば叱るほど、この特性は消えていきません。


「叱らない」というのは、何でも好き放題させることではありません。
「こういうことはしちゃいけない」「こうするんだよ」と、具体的に教えることです。

①穏やかに、何度でも繰り返し教える。
②一度にあれこれ言わず、ポイントを押さえて短く。
③「してはダメ」より「こうしたほうがいい」を具体的に。



この三つを守り、決して怒らないのです。
それができないのであれば、親も子どもと同じく、衝動をコントロールする力が弱いのだと自覚してください。
そして衝動を抑える努力を子どもといっしょにしていくのです。
「お母さんもどならないようにガマンするから、あなたも教室を出ないようにガマンしよう」と。
そうやって丁寧に育てると、必ず脳の統合機能が整ってきます。




↑ここまで



前に発達障害のついての本を紹介したことがあります(こちら)。







最近、「もしかしてうちの子も??」と思うようなことがありました。
詳しくは書けないのですが…。
いや、前から「その気はあるかも、、」と思っていました。
(授業中は座っていられます。)


子どもというものは「何かに夢中になると、それしか見えない」、、ということは往々にしてありますし、
すべての子が逐一、均衡的に脳が発達していくわけでもないと思いますが…。



前から紺太郎は、
「やらなくてはいけないことがある時」に限って、
関係ない本を読み始めたりします。
「今やらなくてはいけないことは、違うでしょ?」と突っ込みを入れています。
自分にとって重要なことと重要でないこと、
いますべきことと無関係なことをより分けることが苦手なのかな?
それに私も怒りっぽいので似てしまったのでしょうが、
感情のコントロールも苦手です。


今のところは白黒はっきりさせる予定はないのですが、
私が「できないこと」について「怒っている」ことが多いので、
ホント、上記の先生のおっしゃていることに気をつけよう、、と改めて思いました。




お付き合いくださってありがとうございました。

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プロフィール

ざまき紅子

Author:ざまき紅子
遊びにきてくださってありがとうございます。
旅行、読書、映画、海外ドラマが好きな関東在住の主婦です。
2005年4月生まれの地図と線路が好きな息子(紺太郎・仮名)がいます。
夫とは週末婚です。
小5の2017年1月に夫が急に「受験」を言い出し、本人もその気になり2月中旬から塾(N)に通い始めました。
突如決めた中学受験、1年間しか時間がないし、わからないことだらけで右往左往しています。2018年春に桜が咲くといいです。


(2008年12月の記事は他の所で書いていたものを移したので、日付はランダムになっています。)


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