自分を愛する力~乙武洋匡

<2013年7月29日 8才3ヶ月>



読んだ本の記録です。


「自分を愛する力 乙武洋匡 講談社」です。







評判が良かったので、読んでみました。

乙武さんは皆さんもご存知でしょうが「五体不満足」の著者で、
3年間の教員経験もあり、
2人の男の子のパパでもあります。







ご自分が親から受けた愛情のお話の他に、
教育者、親(子育て)からの観点からのお話もあり、
とても面白かったです。
若い人にもとてもいい本だと思います。


「自己肯定感の塊」のような印象がある笑顔が素敵な乙武さんのヒケツのようなものが書かれています。


私の勝手なメモ書きです。
(省略、変更あり)


●モノサシを捨てよう

障害のある身体で生まれてきたからこそ、「できないこと探し」の育児ではなく、「ほめる育児」を実践してもらうことができた。
育児本などでは、子どもに「してはならないこと」も多くかかれています。
その筆頭とも言えるのが、兄弟やよその子など、だれかと比べること。

「お兄ちゃんは、こんなワガママは言わなかったよ」
「●●君はできているのに、どうしてあなたは・・・」

発達や成長は、人それぞれ。特性も、ペースも、個人差がある。
そんなこと頭でわかっているのだが、親というものは、つい、だれかと比較をしてしまい、見劣りする部分ばかり気にしてしまう、過剰反応してしまうものなのだ。

幸いにして、僕は一人っ子。家のなかにはモノサシとなる対象がいなかった。
でも、一般的に考えれば、いくら一人っ子とはいえ、外に目を向ければ、いくらでも比較対象が転がっている。
いとも簡単に、天秤の一方に載せられてしまう。

でも僕には比較対象となるようなモノサシが見つからなかった。「天秤のもう一方」に載せるべき相手が存在しなかったのだ。

(寝ない子、ミルクを飲まない子だったので、)
僕の発育に関して、母はずいぶんと頭を悩ませていたらしい。
だが、悩みに悩んだ末、あるとき、吹っ切れたという。

「この子は、生まれたときから「超個性的」だったのだ。いまさらほかの子と比べたって仕方ない」

そこから、育児書の中にある「平均」や「標準」と比べ、一喜一憂することはなくなったという。

周囲に「手も足もない子」などいなかったからこそ、僕はだれかと比べられることなく、あくまで、僕を基準に育ててもらうことができた。
オリジナリティを大切にしてもらうことができた。

むずかしいことはわかっている。
それでも、僕らが「平均」や「標準」というモノサシを捨て、その子なりの特性や発育のペースを尊重してあげることができたら
- きっと、幸せな子どもが増えてくと思うのだ。


こうして両親から愛され、認められてきた。
だからこそ僕のなかで自己肯定感が育まれていった。
だが、僕にとってはもうひとつ、自己肯定感を育んでいくうえで欠かせない要素があった。
それは、自己実現の機会ーもっと平たく言えば、成功体験を積み重ねていくことだった。

成功体験と言っても、けっしておおげさなものではない。
ハサミが使えるようになった。ボールが投げられるようになった。
ひとりで階段を昇れるようになった。
そのどれもが、一般的にはできてあたりまえのことばかり。
だが、「一生寝たきりかもしれない」というところからスタートした僕にとっては、すべてがハードルが高く、難易度の高いチャレンジ。
だが、僕は何よりも、そうしたハードルにチャレンジする機会を与えてくれた両親に感謝をしているのだ。

ハサミは一方を左腕で支え、もう一方を口でくわえ、ハサミ全体を身体を推し進めるようにして紙を切ることができた。
あの時のよろこびは30年近く経ったいまでも忘れられずにいる。
そうした「できた!」というよろこび、つまりは成功体験の積み重ね、自信を深めていくことができたのも、両親のおかげだ。

「私たちがやっておくから」
「危ないからやめておきなさい」

そんな方針のもと、過保護に育てられていたら、僕はどんな人間に育っていただろう。
待っていたら、きっとだれかが手伝ってくれるー、受け身一辺倒の人生になってしまっていたのではないだろうか。
両親の「手を出さない勇気」が、僕を大きく育ててくれたのだ。



****


私も「他の子とくらべないように」とは頭ではわかっていますが、
「ウンテイができない(できなかった)」「モジモジしている」
など、マイナスな面が気になってしまうことがあります。
(他の子ができているから)「できるのがあたりまえ」の気持ちをあらゆる面で気をつけたいと思います。
まあ、親としては気になるのが当たり前なのでしょうが・・・。



この間、
「(幼稚園で同級生だった)Dちゃんはもう英検4級をもっているのに、
(英語を週に4時間も勉強していて、うちは遊ぶような英語教室で)いいのかな~」と紺太郎に言ったら、
なんだか不機嫌でした。

「~ちゃんは、~なのに、」は裏を返せば、
「あなたは、出来ないのに」に通ずるのかな。



今はこんなにご両親に感謝をしていて仲がよかった乙武さんでも中学生のころは反抗期で、
母親に「おはよう」と言われても、なんだか腹が立って「うるせえ」と返してしまう時期があったそうです。


なんだか意外でしたが、そんなものなのかな。。
特に母親の助けも所々で必要だったでしょうから、距離も近かったでしょうし。
ずっといさかもなく仲良し~、、なんていうわけにはいかないのでしょう。



本の紹介は、続きます。



お付き合いくださってありがとうございました。
紺太郎は習い事のキャンプ中(4日間)です。29日は関東地方は雨で残念・・・。

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ざまき紅子

Author:ざまき紅子
遊びにきてくださってありがとうございます。
旅行、読書、映画、海外ドラマが好きな関東在住の主婦です。
2005年4月生まれの地図と線路が好きな息子(紺太郎・仮名)がいます。
夫とは週末婚です。
小5の2017年1月に夫が急に「受験」を言い出し、本人もその気になり2月中旬から塾(N)に通い始めました。
突如決めた中学受験、1年間しか時間がないし、わからないことだらけで右往左往しています。2018年春に桜が咲くといいです。


(2008年12月の記事は他の所で書いていたものを移したので、日付はランダムになっています。)


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