夫は犬だと思えばいい~ 高濱 正伸

<2013年5月 >



読んだ本の記録です。


「夫は犬だと思えばいい。 高濱 正伸 集英社」です。









「夫が人間だからと思うから腹が立つ、だから犬だと思いましょう」
「男と女は別の生き物」だとわかって付き合いましょう、、
「そうすれば許せるでしょ」という
ということが書かれています。
読んではいませんが「男は火星から、女は金星からやってきた」の本と同じ発想かな?










目からウロコ的な本、、というわけではありませんでしたが、
夫婦仲って子どもに影響があることがある、、ということに身が少し引き締まりました。





私の勝手なメモ書きです。
(略あり)



お母さん、お父さんを対象にして講演会を開くようになり、
私は何よりも大事なのは、お母さんの心を救うことだと思い至りました。
そのお母さんたちはみんな「夫が話しを聞いてくれない」と言います。不登校や家庭内暴力に陥った青年たちの話を聞いてみても、お父さんの影が薄いのです。
家庭を絵で描くと、中央にお母さんと子どもがど~んといて、お父さんは端のほうに小さく存在しているだけです。

だから「お父さん、ダメですよ。それじゃあ。ちゃんと女性の話をききましょう」といい続けました。ところがお父さんたちからは、こんな感想をいくつもいただきました。
「先生はまだ本当の答えを出していないと思います。」
「それはあくまで妻側に立った話でしょう」
「男だってつらいんですよ」・・・。

これはお互いさまなんだと気づいたというわけです。
お母さんはお父さんがわからない。
お父さんはお母さんが分からない。

お互いに分かっていないんだから、お父さんだけに「話を聞きましょうよ」と言ったって、「聞いていられませんよ」というのが正直なところでしょう。そこをまず理解しないと、お父さんたちに話は通じません。

その上で、お父さんたちに言ったのは、「話を全部聞かなくてもいい」けれど、「聞こうとしているんだよ」という態度が重要だということです。





(注:上で言う問題のある子の家庭がすべてそうではないと思います。)



**


今、お父さんたちに、お母さんについて分かってほしいのはこういうことです。
子どもが何より好きなのはお母さんです。
子どもにとって、お母さんというのは世界で一番大事なものなのです。
ですから、お母さんの愛情が子どもにちゃんと注がれれば、たいていの問題は解決します。
それなのに、お母さんが愛する子どもに、ついイライラしてNGワードをなげつけてしまうのはなぜでしょう。
愛情をかけているつもりが、甘やかしたり、過剰に守ろうとして子どもをダメにしてしまうのはなぜでしょう。


それはお母さんがあまりにも孤独だからです。少し前までの母親なら、地域に、近所に相談したり、教えてくれる人がいたのに、いなくなってしまったからです。
お母さんは悩んでばかりで心の安定を失っているのです。

何よりお母さんを安心させることが必要です。では、お母さんを安心させるために、おとうさんができることは何でしょうか。
まずはお母さんの話に耳を傾けることです。たとえ理解できなくても、一生懸命聞こうとすることです。それだけでお母さんはスッキリすることができます。
同じ時間を共有することが大切です。「なるほどね」「へえ、そうなんだ」と相槌を打ちながら、ひたすら聞くのです。

それは、お父さんは家族のために協力してくれている。うちのことをちゃんと考えてくれている、ということを行動で示すことでもあります。子どもといっしょに遊ぶのもそうです。そのことでお母さんも、おとうさんはちゃんとやろうとしてくれていると思って、ホッとします。






***



実はごく一部に、とても男性の扱いが上手いお母さんがいます。
男の兄弟に囲まれて育ったり、部活で男子チームのマネージャーをやった経験があったり、男性が多い職場で揉まれてきた女性の多いようです。
男の扱いに慣れているわけです。
彼女たちに共通するのは、「褒め上手だ」ということです。
「さすがお父さん」「お父さん、スゴイね」「お父さんに感謝しなきゃ」「お父さんが言うのだから間違いない」「お父さんならできる」「お父さんと結婚してよかった」・・・、こんな褒め言葉が、臆面もなく口からでてくるのです。


なぜこんなことができるのでしょうか。もちろん、お父さんへの愛情が特別に深いからではないはずです。男の扱いの「上手い、下手」と「愛情の深度」には、相関関係はありません。彼女たちは、男という異性がどういうものが知っているのです。はなから自分と同じ人間とは思っていないから、それこそ男を動物のように扱うことができるのです。


その逆もあり。

女性というのは話した時間の分だけ安心することがあります。「話をうまく聞ける」というだけで、女性からの信頼は一気に増していきます。






***



「孤母社会 母よ、あなたは悪くない! (講談社プラスアルファ新書) [新書]  高濱 正伸 」こちら)でも書いていましたが、







今「子育てが苦しい」と言っているお母さん方が多いのですが、
お父さんが「(否定せずに)話を聞いてくれるだけ」でどれだけ救われるか…。






私も紺太郎が小さい頃、「(子育てが)大変」と言ったときに、
夫は「俺のおふくろも、あんたの母親もみんなやってきたことだ」と言われました。



こういう本がでるくらいなので、世のお父さんの対応って、
うちの夫と似たようなものが多いのでしょうね。




「忙しいパパのための 子育てハッピーアドバイス」などの本にも、
「旦那さんは、奥さんの話を(否定せずに)きいてあげましょう」と書かれていますし。





どういう意見があろうとも、一旦母親の気持ちを受け止めてくれるだけで、
とっても気持ちがやすらぐのに。。





でもその安らぎがないから、ますます子どもにイライラ、、、となってしまいます。






でも妻が夫に求めるだけでなく、
夫だって孤独なんだから、↑のお母さんみたいに認めることが大切なんでしょうね。







ちなみに私はこの本を図書館で借りてきたのですが、リビングに置いていたら、
「オレはどーせ犬だよ!」なんて言っていました。。^^;







あとどうでもいい話なのですが、
ちょっと前にメールで夫に「紺太郎のことで、コレコレこういうことがあった」と送ったら、
「good!」と返信があり、「超上から目線の文章」に切れたことがありました。





「なにが「good!」よ!「good!」なんて犬じゃあるまいし~(怒)!思いやりのカケラもない!」と腹がたったのですが、
この本のタイトルを思い出し、
「やっぱり自分が犬みたいに扱われるのはイヤだわ」、、と思ってしまいました^^;






まあこの本は「夫を人間だと思うから腹がたつ、犬だと思いなさい」ということで、
「犬のように扱え」ということではないので、趣旨は違うのですが。







************************


ついでの最近読んだ他の本の記録です。



「世界基準で夢をかなえる私の勉強法 北川 智子(著) 幻冬舎」です。







ハーバードでも教鞭をとったことがある「ハーバード白熱日本史教室」の著者の勉強法が書かれています。






内容は割愛しますが、「ふ~ん」という感じですぐに読めました。
私はバンクーバーに3回行ったことがあるので、
彼女の最初の留学先がバンクーバーのブリティッシュコロンビア大学(UBC)で、
すごく親近感がわきました。







あとは「否定しない」子育て ~親の「話す技術」「聞く技術」 親野 智可等 (著) 講談社」です。








私は紺太郎が幼稚園生の頃が一番子育てに迷っていまして、沢山「子育て本」と言われるものを読みました。


読んでいて「コレは子どもが小学生になったら読み返そう」と思ったものが何冊かあります。
でもずっとそのままで、小2になってしまいました。



ちょっとこれからしばらく何冊か本箱にあるものを読み返そう、、と手にとったものです。
親野さんは講演会(こちら)にも行ったし、本も他にも読んでいるので、
目新しいことはありませんでしたが、
読んでいると、気持ちが明るくなります。
「お母さん、大丈夫、大丈夫」と応援してくださっている気持ちがわかります。



新しく読みたい本も沢山あるのですが、ちょっと意識して「小学生になったら読み返そう」と思っていた本を読んでみようと思います。
アッというまに時間はすぎていくので。


「強育論」こちら)を読み返しています。
おもしろいです。









長くなりました。
お付き合いくださってありがとうございます。


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ざまき紅子

Author:ざまき紅子
遊びにきてくださってありがとうございます。
旅行、読書、映画、海外ドラマが好きな関東在住の主婦です。
2005年4月生まれの地図と線路が好きな息子(紺太郎・仮名)がいます。
夫とは週末婚です。
小5の2017年1月に夫が急に「受験」を言い出し、本人もその気になり2月中旬から塾(N)に通い始めました。
突如決めた中学受験、1年間しか時間がないし、わからないことだらけで右往左往しています。2018年春に桜が咲くといいです。


(2008年12月の記事は他の所で書いていたものを移したので、日付はランダムになっています。)


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