「落ちこぼれ」からオール5に「ひまわりのかっちゃん~西川つかさ」

<2013年2月1日 7才9ヶ月>




読んだ本の記録です。


「ひまわりのかっちゃん 西川つかさ 講談社」です。







パピーいしがみさんのメルマガ「幸せなお母さんになる為の子育て」こちら)で紹介されていた本です。



アッという間に読めてしまいました。
実話です。

西川つかささん(かっちゃん)は北海道育ちの放送作家(おかあさんといっしょ、グーチョコランタンetc)、小説家なのですが、
小さい頃はいわゆる「落ちこぼれ」でした。
小4まで特別支援教室にいました。
5年生になるときに、父親の仕事の都合で転校します。




1+1=の問題には 11
と書き、
自分の名前もロクに書けないような子でした。
しかし新しい学校で森田勉先生に出会います。
春休みの間、ひらがなの読み書きから計算、とび箱、野球など、
1つ1つ丁寧に教わります。
先生はかっちゃんの素朴な質問をバカにすることもなく、
真剣に考え、丁寧に答え、教えていきます。



そして6年生の最後にはオール5の成績で卒業生の代表として答辞を読むまでになりました。


この話はそこで終わっています。



かっちゃんは変わった子でした。
ちょっと可哀相だな、、と思ったのは、
「時計が読めない」とお母さんが竹のものさしで叩く場面。。
そこまでしなくても、、、と思ってしまいました。
「教えよう」と必死なのはわかるのですが…。


かっちゃんは4人兄弟(2番目)なのですが、
小学校にあがるときはお兄ちゃんのランドセルのお下がり、
そしてお兄ちゃんには新しいものを買って上げます。
弟が小学校に上がる時には、弟に新しいランドセルを買ってあげています。



兄弟によって、「好き、きらい」(ヒイキしたい)というのが親にもあるのかもしれませんが、
「かわいそう」と思ってしまいました。
(愛情がないわけではないと思うのですが。)



祖父母の家に行っても、お小遣いをもらえるのはお兄さんだけ…、、とか。
(腹いせ?に祖父母宅のお布団にふんばって大をしてしまいます。)


そんな「落ちこぼれ」というか、、
だれからも注目されないような子が、
1人の先生によって花開く、、、という展開が痛快で面白かったです。




そういう大人がいる、、って子どもにとってどんなに救いになったか。。
「接し方」が違う人がいれば、どんなに子どもに救いになるのか・・・。
そして「変る」のですね。
少しかわった子は「もうこの子は変わらない」と思いがちなのですが。



「勉強は頭で覚えるのではなく、体で覚えろ、
「考える」ことが大切なんだ。
人間はがんばればどんなことでもできるんだ」


と教えてくれた先生でした。


「わからなかったことがわかる、、ということはもやが晴れていくようだ」、、
というようなことを書かれています。



とても面白かったです。
人物描写がとても上手でひきこまれていきました。



昨日最初の部分を紺太郎に読んだら、身を乗り出して「もっとよんで、よんで~」と迫ってきたくらいでした。
(「長くて疲れるからここまで」と途中でやめたのですが…。)




amazonのレビューで低評価のものを読むと、
ちょっと冷めますが…。
(これほどの恩師に社会人になってから本人は連絡をとっていない、、など)


でも興味深い話でした。



かっちゃんの青春編のお話もあるので読んでみようと思います。





***




図書館から借りた
「救急精神病棟 野村進 講談社」は重くて、少し読んだだけで返してしまいました。






赤ちゃんの頃から、フラッシュカードや英会話、漢字などを早期教育を施され、毎日なんらかの習い事へ行き、国立小学校へ入り、東大進学率のいい中高一貫校に入った女子高生。。


妹の首を絞め、車のフロント硝子を割り、病院に運ばれてくるのですが、
結局自分で命をたってしまいました。



何とも言えません。。


***


紺太郎はお布団の中で学校のことを話してくれます。

数日前に「先生にほめられた~」と嬉しそうだったので、
何が褒められたのかと思ったら、
「給食を人数分残さずにピッタリ配ったこと」、、だそうで。。



そういうことで褒められて嬉しいんですね。






お付き合いくださってありがとうございました。
もう2月!
早いですね~。


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テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

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Secre

No title

こんばんは^^

最近バタバタと忙しくご無沙汰しておりました~^^;

ざまきさんのブログを読んだ限りですが、
「かっちゃん」と1つ前の「たけかわさん」の育った環境が対照的に感じる部分があり、
色々考えることがありました。

どんなくだらないことでも聞いてあげたいしその余裕を持てるような生活がしたいです。

かっちゃんはその素敵な先生と運命的な出会いはありましたが、実母とは
どんな関係性なんだろう・・・なぜ支援学級へ行っていたんだろう・・・など気になりました^^;
良かったら教えてください☆

>haruさんへ

こんばんは^^
ちょっとお久しぶりです♪


> 「かっちゃん」と1つ前の「たけかわさん」の育った環境が対照的に感じる部分があり、
> 色々考えることがありました。
ほんとだ~。
全然気がつきませんでした!
なんの脈絡もなく、同じ日の日記に書いたのですが…。
よく気がつきましたね!すごいharuさん!

> どんなくだらないことでも聞いてあげたいしその余裕を持てるような生活がしたいです。
そうですね。
つい冷たくあしらっちゃう時もあるのですが、気をつけたいです。
電車の話などうるさいと「興味がないから~」とか言ったりしてしまうので、。。(あちゃ~)


お母さんはその卒業式の答辞で泣いていたので、
まったくかっちゃんに興味なし、、というわけではなかったようです。
ただお兄さんが「できすぎくん」みたいな子だし、
弟も2人かわいい子だったようで。。
ちょっとドンくさい「かっちゃん」には冷たくなる部分があったのかな??
旦那さんの仕事も手伝って忙しかったようです。

転校する前の学校は、普通のクラスに最初いたのですが、
かっちゃんはクラスを抜け出して、楽器など演奏して楽しそうな支援学級に行ってしまいます。
何度も繰り返すので、
そのまま支援学級で過ごすようになってしまったようです。
少しトットちゃんにも似ている気がしました。

色んな人生があるんだな、、と思います。

>haruさんへ(追記)

ごめんなさい。
かっちゃんとタケカワさんの日記は別の日でしたね。
今気がつきました!

でもホント対照的ですね。
子どもを認めてあげる(承認、聞く)、、というのは大事なことですね~。
改めて気づかせてくださってありがとうございます^^

No title

こんばんは^^

かっちゃんのお母様も涙されていたり愛情深くあったと聞いて
何だかホッとしました(^^)
個性を発揮しやすかった支援学級が居心地良かった・興味深かったのかもしれませんね。

でも何て言うかわかる気がする~と言うのも違う気がしますが、
「大好きだからこそ自分の意に添わない子供を見るのが(認めるのが)つらい」って
思うことがあります。

子どもと親は別な一個人・所有物ではない、と分かりきっているのですが、
まだまだ未熟です。
息子に負けないよう私も成長していきたいです!

かっちゃんの疑問について教えてくださりありがとうございました♪

>haruさんへ

こんばんは^^

> 個性を発揮しやすかった支援学級が居心地良かった・興味深かったのかもしれませんね。
そうですね。たぶん黒板に向ってわからない授業を聞いているのも辛かったのかもしれませんね。

> 「大好きだからこそ自分の意に添わない子供を見るのが(認めるのが)つらい」って
> 思うことがあります。
あー、そういうこともありますね。
私は一人の子ですが、
やはり沢山いたら比べてしまうかもしれないし。。
自分の意にそわなかったら、そっている子に気持ちが向いてしまうかもしれません。

> 子どもと親は別な一個人・所有物ではない、と分かりきっているのですが、
> まだまだ未熟です。
> 息子に負けないよう私も成長していきたいです!
私もです…。
「別な一個人・所有物ではない」と頭ではわかっていても、
「意にそわない行動」をとられると、カーとくることも^^;

こちらこそいつもありがとうございます♪
プロフィール

ざまき紅子

Author:ざまき紅子
遊びにきてくださってありがとうございます。
旅行、読書、映画、海外ドラマが好きな関東在住の主婦です。
2005年4月生まれの地図と線路が好きな息子(紺太郎・仮名)がいます。
夫とは週末婚です。
小5の2017年1月に夫が急に「受験」を言い出し、本人もその気になり2月中旬から塾(N)に通い始めました。
突如決めた中学受験、1年間しか時間がないし、わからないことだらけで右往左往しています。2018年春に桜が咲くといいです。


(2008年12月の記事は他の所で書いていたものを移したので、日付はランダムになっています。)


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