ほんの少しのやさしさを ~平井信義

<2012年3月27日 6才10ヶ月>




読んだ本の記録です。



「ほんの少しのやさしさを (子育てシリーズ)   平井 信義  新紀元社」です。






ネットで仲良くさせていただいているめぐさんがこの本についてレビューを書かれていたのがきっかけでした。


本箱を見たら、、この本があります。
平井信義さんの本は大好きで他にも数冊読んでいますが、
この本を読んだ記憶がありません。
たぶん多数ある「つんどく」の中から、読まずに本箱へ移動したものだと思われます…。


読んでみると、とても面白かったです。
めぐさん、ありがとうございました。



私の勝手なメモ書きです。(変更、省略あり)




●子どもを支配しようとしない


責任感のある人ーという場合に、わが国と欧米とでは、非常に大きなちがいがあります。
わが国では、上の人から命令されたことを間違いなくきちっと果たす人のことを言いますが、
欧米では、自分の発言や行動に対して責任をとる人のことを言います。
つまり、日本人が他律的であるのいたいして、欧米人は個人を主体に責任感が評価されているのです。
わが国で、親や教師が子どもに対して「責任をもってやりなさい!」と言ったときには、
「言われたことをきちっとやりなさい!」と命令していることと同じです。

そして命令にしたがって、きちんとやらない子どもがいると、その子を叱っています。
きちっと…の要求(完全要求)が強ければ強いほど、子どもの不完全さを責めることになります。


「~しなさい」と「どうしてでいないの?」と責められた子どもの中には発奮する者がいるかもしれませんが、
だんだん劣等感が強くなり、ついに劣等感のかたまりのように萎縮していしまっている子どもをたくさん作り出しています。
そうした子どもたちは更に、ダメな子として責められるのですから、かわいそうな子どもと言うほかはありません。

(親自信がそうだったように)厳しいしつけをうけて、それに素直に従わせていると、自発性の乏しい子にしてしまう。
つまり自分の言動に対して責任を取る力がないのです。
もう一度責任感とは何か?について考えてみてほしいのです。
子どもに対する言葉や行動に対して、責任を果たしているかどうか、、を。




*****


自発性が順調に発達している子どもは、決しておとなしくないし、すなおでないことがしばしばあります。
いたずらをしたり、反抗したりしますし、友達ともけんかをしますし、おどけたりふざけたりすることも少なくないのです。後片付けが悪かったり、忘れ物をすることもあり、とてもきちっとしてはいません。


そうした子どもの状態に対しては、静かに「お母さんはこうした方がうれしいんだけど」と提案をしながら、おおらかに子どもが変化していくのを「待つ」ことで、それができれば、子どももだんだんにお母さんやお父さんの提案を受け入れてるようになるものです。

おおらかな気持ちをもっているお母さんやお父さんは、子どもを叱ることが少ないのです。それは「思いやり」があるから……とも言えましょう。
「思いやり」とは、子どもの立場になって考え、子どもの気持ちを汲む力です。
「思いやり」があれば、子どもを叱る気にならないものです。
子どもを叱ることが多いお母さん、お父さんは、子どものために叱っている…と言うのですが、実は、自分の思い通りに子どもを支配したいという自分本位の気持ちが強いのです。


どうか、おおらかで「思いやり」のある人格の持ち主になるように、お母さんお父さんも努力してください。
それによって、子どもにも「思いやり」の心が育ち、立派な人格お青年になるわけで、こうした青年が多くなれば、日本も住みやすい国になるはずです。



17日(土曜日)から春休みに入っている紺太郎。
朝から晩までずっ~~と一緒だと、、イラっとしてくることもあります。


イライラはPMSか更年期もあるのかもしれませんが…。


どうしてもこちらの「思い通り」に行動してほしい、、と思いがちになります。
「待つ」ということは難しいものです。


28日(水曜日)から、紺太郎を夫の実家に数日間預かってもらうことになっています^^。
ありがたいです。
義両親も首を長くして待っていました。
いない間に入学準備などをがんばりたいと思います。




お付き合いくださってありがとうございました。
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テーマ : 読んだ本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

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Secre

この本面白そうですね

「責任感」をめぐる日本と欧米の考察、
今まさに、毎日旦那とその話ばかりしていて、
そう!そう!と膝を打ってしまいました。
まさに日本は「組織人間大量生産国」のはずです。
長いものに巻かれた方が、生き易い国です。
(すいません、ぼやき入ってます^^;)

わたしも、本当に「反抗的」なこどもでした。
親や先生はやりにくかったと思います。
あの反発心はどこからきてたんだろう^^;?

今は逆に、無気力・諦観したこどもが多いことの方に危惧を覚えます・・・。





No title

叱らない子育てって理想ですけど、現実には・・・なかなかできませんよね。
おおらかさや思いやりをもつって書かれるとぐっとなりますけど、ついつい自分の思うとおりにならないと子供に怒ってしまっています。

それでもこの本の中には大切なことが色々書いてあって、何度でも読みたいなと思いました。
イライラしたときにぴったりな本ですよね。

No title

コメントを途中まで書いてたのに、間違って消してしまいました。。
それでなくても最近訪問しては、コメントを残せずに退散しているので、
(じっくり読んでからコメントしたくて。。)足跡ばかり残してごめんなさい。

責任感の捉え方、日本と欧米の違い。。興味深いですね。
「不完全さを責める」ことはしたくないですね。
ただ、ときにはやるべきことを示してやる必要もある。
方向性を教えてやらないとただやみ雲にその子のやり方を待つというのも
本人も困る状況があると思うのです。それは「支配」ではないと思うのですが、
もちろん状況によりけりですね。

次の記事も身に沁みました。
ほんの数秒を待ってやるくらいたいしたことないはずなのに、できない私。。
その2を読んでからコメントさせていただきますね。

いつもありがとうございます

ざまきさん 
いつもとても参考になる本の紹介,とても ためになるし 
いつも考えさせられます。それと同時に 『(そういう状態になっているのは)私だけではないんだ!』という気持ちにもなります。


「言われたことをそのままに従うのがいいこ」では ないんですよね。
親にとっても 学校の先生にとっても その方があつかいやすいから 
イイコっぽいけれど。。。。
私自身が 『口答えしないの』と自分の意見を言うことも許されなかったので
頭ではわかっていても 難しいんだろうな~.



子育ては 本当におくが深いですね.
毎日のことだし,自分も余裕がなくてつい イライラしてしまうけれど 
こういうことを知っているのと知らないのとでは 
子どもとの関わり方も変わってくる(変えようと 努力する?)のでしょうね。

相変わらずまとまりがなくて すみません。

>hiromidさんへ

膝を打ってくださってくださって嬉しいです^^(笑)。
そうか~、日本は「組織人間大量生産国」か、、
なるほど、そうですね。
わかります。
空気をよんだり、まわりにあわせたり、
出た杭は打たれたり…。
協調性とか言えば、、聞こえはいいのですが…。

> わたしも、本当に「反抗的」なこどもでした。
反抗的でもいい?大人になれるものなんですね~。
それなら反抗的でもいいかもしれませんね^^。
紺太郎が反抗的だとムキっとなってしまいますが…(苦笑)。

>あの反発心はどこからきてたんだろう^^;?
どこからでしょうかね~。
親に素直に従わず「自分で考えたい」という自立心からでしょうか。
そう思うと、子どもの反抗心もいいことかもしれません…。
しつこいけど、、ムキっとなりますが…(笑)。

> 今は逆に、無気力・諦観したこどもが多いことの方に危惧を覚えます・・・。
そうなんですね。
無気力、、傍観。。
「自分から~しよう」の意欲がそがれちゃったんですかね。。
日本は大丈夫なのかな~。

>めぐさんへ

きっかけをありがとうございます。
こちらを読んで、私の例のルールに「子どもを支配しない」所に、
この本の一部分が加わりました。
「「~しなさい」と「どうしてでいないの?」と責められた子どもの中には発奮する者がいるかもしれませんが、
だんだん劣等感が強くなり、ついに劣等感のかたまりのように萎縮していしまっている子どもをたくさん作り出しています。
厳しいしつけをうけて、それに素直に従わせていると、自発性の乏しい子にしてしまう。
つまり自分の言動に対して責任を取る力がないのです。
もう一度責任感とは何か?について考えてみてほしいのです。
子どもに対する言葉や行動に対して、責任を果たしているかどうか。」
と。

>叱らない子育てって理想ですけど、現実には・・・なかなかできませんよね。
ですね~。
> おおらかさや思いやりをもつって書かれるとぐっとなりますけど、ついつい自分の思うとおりにならないと子供に怒ってしまっています。
私もです。
>それでもこの本の中には大切なことが色々書いてあって、何度でも読みたいなと思いました。
私もそう思いました。
平井さんの本にはやさしさがあふれています。
私もやさしい気持ちになれて、自分本位だった自分を気づかせてくれます^^

> イライラしたときにぴったりな本ですよね。

>すぬこさんへ

何度も来て下さってありがとうございます^^。
(他に見方があるのかもしれませんが、)
FC2で「足跡を残す」に設定している方でしか足跡が見られないんです。
すぬこさんの足跡があれば、とても嬉しいのですが~。
コメントが消えてしまったのは残念です。
私だと書く気が失せたりするのですが、再びありがとうございます。

> 「不完全さを責める」ことはしたくないですね。
私は結構そういうことが多いかもしれません。
> ただ、ときにはやるべきことを示してやる必要もある。
> 方向性を教えてやらないとただやみ雲にその子のやり方を待つというのも
> 本人も困る状況があると思うのです。それは「支配」ではないと思うのですが、
なるほど~。
そうですね。
そういうことがゴッチャになって、結局支配しているのに気がつかないことが多いと思うのですが、
ちゃんと違いをわかっていたいものです。

>ほんの数秒を待ってやるくらいたいしたことないはずなのに、できない私。。
え~、すぬこさんもそうなんですか。
ちょっと意外です、、(というか、勝手にそう思っていたのですが)。
少しが待てなくて、イライラして、それをぶつけてイヤな気持ちにお互いなる、、
をしてしまっています~。

>ピンクのキリンさんへ

こちらこそありがとうございます。
そういってくださるととってもハッピーです。
自己満足ブログ、、と思っているもので、
どなたかにも参考にでもなっているのでしたら、こんなに嬉しいことはありません。
海外ですと図書館や友達から、自分でも手にいれられるものは
限られることが多いと思いますので、ちょっとでも参考になることがあれば嬉しいです。
 
> それと同時に 『(そういう状態になっているのは)私だけではないんだ!』という気持ちにもなります。
わかります。
家で二人で子どもといると、(夫もいるときもあるけど)
「ああ、私ってダメな母親」と思いがちになることもありますよね。
そしてまたその夫に責められたりすると…(苦笑)。
私も何度も「私だけじゃない」に助けてもらいました。
だからと言って、他の人と一緒に怒っていい、、というわけではないのですが…(苦笑)。

> 「言われたことをそのままに従うのがいいこ」では ないんですよね。
> 親にとっても 学校の先生にとっても その方があつかいやすいから 
> イイコっぽいけれど。。。。
なんですよね~。
でもそのいい子が後で怖い、、と言われることも多いです。
でもって、いい子のお母さんも心配してしまったりして。
母親はどんな子でも心配になるのかもしれませんね…。
愛情からくる心配ですが…。

> 私自身が 『口答えしないの』と自分の意見を言うことも許されなかったので
> 頭ではわかっていても 難しいんだろうな~
そうなんですね。
ピンクのキリンさんは口答えしないいい子だったんですね~。
素直といういい面もありますが。

> 子育ては 本当におくが深いですね
そうですね。
> 毎日のことだし,自分も余裕がなくてつい イライラしてしまうけれど
そうそう、週に何回か、、だったらいいけど、
毎日顔をつきあわせていると、、余裕もなくなりますよね。
夫はそのところがわかってなくて、責められるばかりで…。
あ、愚痴っぽくなりましたね(笑)。

> こういうことを知っているのと知らないのとでは 
> 子どもとの関わり方も変わってくる(変えようと 努力する?)のでしょうね。
そうですね。
私もそう思います。
イライラは増殖するものですし(笑)、
そういうことを思い出して一度リセットするのがいいかもしれません。

> 相変わらずまとまりがなくて すみません。
そんなことないですよ~。
私のブログの方がまとまりがなくて(笑)、、、それを読んでくださってありがとうございます。

>hiromidさんへ(追記)

ちょっと考えてみたのですが、
私も無気力、傍観した「大人」かも…。
楽しいことには無気力ではありませんが…。
波風をたてたくない、大変な余計なことには巻き込まれたくない、
長いものにまかれておけば、、
という気持ちはなきにしもあらず…。

そういう大人(たち)だから、そういう子どもしか生み出せないのかも。。
オランダみたいに
「みんなちがってみんないい」みたいな教育になるといいのですが…。
でも、、それも
私は口で言っているだけ、、、だったりして。。

ちょっと気がひきしまりました。

プロフィール

ざまき紅子

Author:ざまき紅子
遊びにきてくださってありがとうございます。
旅行、読書、映画、海外ドラマが好きな関東在住の主婦です。
2005年4月生まれの地図と線路が好きな息子(紺太郎・仮名)がいます。
夫とは週末婚です。
小5の2017年1月に夫が急に「受験」を言い出し、本人もその気になり2月中旬から塾(N)に通い始めました。
突如決めた中学受験、1年間しか時間がないし、わからないことだらけで右往左往しています。2018年春に桜が咲くといいです。


(2008年12月の記事は他の所で書いていたものを移したので、日付はランダムになっています。)


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