港の見える丘公園で、遠藤周作展

<2011年4月29日 6才0ヶ月>


29日(金曜日)からゴールデンウィークが始まりました。
紺太郎の幼稚園は10連休になります。
28日(木曜日)の夜から夫の実家へ遊びに来ました。


突然ですが、私は遠藤周作さんの大大ファンです!


横浜の「港の見える丘公園内」にある、県立神奈川近代文学館「ー21世紀の命のためにー 遠藤周作展 没後15年」があったので、
29日(金曜日)は紺太郎を義両親に預けて、1人で見に行ってきました。


JR石川町駅から歩きます(徒歩20分)。
中華街の門の1つです。色がキレイです。



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↑の門をすぐ入ったところの地図の台座に使われていたもの↓です。
私は神社の狛犬の写真を撮るのが好きなので、ついパチリと撮ってしまいました。
目が宇宙人みたい…(笑)。


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元町商店街です。
元銀行員なので、街の写真を撮るときはつい銀行の看板を入れたくなります。

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ハマトラって言葉はもう使わないかしら??
ハマトラファッションの洋服のお店などが目立ちました。




港の見える丘公園に着きました。
「丘」とついているので、、、やはり丘。。(当たり前・笑)
こんな階段を長々と上らなくてはならず、息が切れました。


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「港が見える」とついているので、港が見えました。(当たり前、パート2)

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緑や花が多い、キレイな公園でした。
まだ咲いていませんでしたがバラ園もありました。

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お花がきれいです。

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お目当ての「神奈川近代文学館」に着きました。(入場600円)

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いや~~、よかったです(涙)。

遠藤周作の生原稿、作品にまつわるもの、
例えば「沈黙」の踏み絵など。
小さい頃の写真。
洗礼証明書。
結婚式の写真、お子さんとの写真、
友人宛の手紙、、などなど。
お母様が大切になさっていた形見のマリア像。
興味深いものが沢山ありました。

見ていて(読んでいて)涙がじんわりしてくるものもありました。



展示のボードに書いてあったので印象的だったのが、正確に覚えていないのですがこんな文章でした。

12才の時、母親の勧めで洗礼をうけるときに、
「あなたは神を信じますか?」と神父様に聞かれ、「はい、信じます」と答えた。
それはあたかも「あなたはこのお菓子を食べますか?」
「はい、食べます」と答えるように深く考えてはいなかった。
この答えが私のそれからの人生でどれだけ意味のもつ(苦しめる?)ものになったのか。
(作品「合わない洋服」より)


彼はキリスト教を「合わない洋服」のようだと最初は苦しみ、自分なりに答えをだしていったんですよね・・・・。


あと、グッときたのが手書きの「私の祈り」です。

私の祈り

主よ、母があなたを信じたのだから、私は母に賭けます。
兄があなたをしんじようとして死んだのですから 私も兄にみならいます。
ロビンヌ夫人があなたを信じたのだから私は夫人に賭けます。
(中略、他4人の方の名前が書いてあります。)
私を親切にしてくれた人々はあなたと、関係がありました。だからあなたぬきで
私の人生はなかったのかもしれません。
私に力を与えてください。





彼は10歳の時に親の離婚をして寂しい想いをしたようです。
それを紛らわすためにわざとおどけたりしていたそうです。
「自分の悲しさをかくすために悪戯(わるさ)する、おどけるその性格は今日まで私の中に続いている。」
と後年書かれています。
両親の不和に居場所をなくした少年を唯一なぐさめてくれたのは愛犬だったようで…。
子どもの頃のその愛犬との写真にもホロリときてしまいました。
いつも側に寄り添ってくれた動物の存在は、後年彼の中でキリストのイメージと重なったようです。



昔に色々な作品を読んで、母親の観点から、、覚えている興味深かったことを。。
とにかく遠藤さんはヤンチャもので、塀に登っておしっこをしたりして、
みんなに呆れられていたそうです。
(小さい頃に習っていたバイオリンの展示があったのですが、)バイオリンの弓でチャンバラごっこなどをしていたそうです。お母さんは習わせるのを諦めたそうです。
展示のバイオリンには弓はありませんでした。
後に東大を出た優秀なお兄さん(正介)と比べる人がまわりに沢山いたそうです。
でもお母さんだけは、いつもどんな時にも、「あなたは大器晩成なのよ」と言って、励ましてくれたそうです。
(遠藤さんは「ボクはバンキタイセイなんだ~」と言っていたようです。)


そういうふうに見守れるお母さんってスゴイな~と思ったのを覚えているのですが、自分が今イザ母親の立場にたってみると、、改めてスゴイと思います。
私だったら「はぁ~、まったくこの子は、、」と諦めるだけかも…。



展示に感動してしまい、パンフレットを買いました(900円)。

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遠藤さんの文章は読みやすくて好きなのですが、こんなに元の原稿は推敲していたんだなぁ~と意外でした。
そういうものなんですね…。


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でも、、私が遠藤さんの本を読んでいたのは15~20年以上前のことです。(年がバレそうですが)
作品に感動したのは覚えているのですが、ほとんど忘れています・・・。


もう一度是非読み返してみたいな~。
でも、、読みたい本が溜まりすぎています…。


私が印象に残っている作品は「女の一生、一部・キクの場合」「深い河」です。
他のも好きなんですけどね。

  



話にまとまりがなくてアチコチに飛んで申し訳ないのですが、一度遠藤周作さんの講演会に行ったことがあります。

若かりし頃、熱烈なファンで「是非一度遠藤周作に会ってみたい!」と思っていた時に、
卒業した高校(ミッション系)から葉書がきました。
「遠藤周作講演会のお知らせ」と。
その時に「願いって、強く願えばかなうんだ!」と感動したのを覚えています。



で、、どーでもいい話なのですが、今日展覧会に行って気がついたことがあります。
うちの夫が遠藤周作に似ていると…。
今まで気がつかなかった。。
笑顔とかソックリです。




遠藤周作ファンの方なら、この展覧会、お勧めです~。
今回初めて知ったのですが、長崎にも「遠藤周作記念館」があるようで、
是非いつか行って見たいです!




展覧会後、ブラブラしながら帰りました。


チューリップで作った噴水の上の絵です。

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港の見える丘公園は、もとフランスとイギリスの領事館のあった場所です。
フランスの方の建物は土台しか残っていませんが、
イギリス館の方は無料で見学ができたので入ってみました。

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人が入ってしまうので狭い一部分しか撮れませんでしたが、広い寝室や化粧室、書斎。。

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うちの狭いマンションが恨めしかったです。。(苦笑)



元町商店街をまた歩いてこんな携帯ストラップを購入しました(500円)。

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ローズクォーツの石です。
ローズクォーツの意味を教えていただいたのですが、

『まず自分を愛し、幸せな生き方の背中を押してくれる』愛と美を象徴する石。
疲労からくるマイナスな感情や精神的な不安感を鎮めるためにも 助けになってくれる石です。


だそうです。

これを読んだら、買うっきゃないでしょ~という気持ちになりました(笑)。



夫の実家に戻ったは2時過ぎです。
紺太郎が楽しそうに遊んでいました。
その様子を書きたいのですが、長くなったので次回に続きます。


実家にあったお花もキレイでした~。


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Secre

遠藤周作さん

私も「女の一生 キクの場合」読みました。「サチの場合」も感動しました。
ポロポロと泣きながら読んだのを今でも覚えています。
本を見たら読書日付が1986年8月となってました。
ざまきさんのこの記事を読んで、もう一度読み返してみたくなりました。
「深い河」は読んだことがないので、ぜひ読んでみようと思います。
また本の紹介、楽しみにしています。

>愛希穂さんへ

この遠藤周作の記事、愛希穂さんコメントくださらないかな~?とひそかに期待していました^^。
ありがとうございます。
愛希穂さんも「女の一生 キクの場合」「サチの場合」を読まれたんですね。
内容はあまり覚えていないのですが(汗)、感動したのは覚えています。
読書日付を記録されているのはいいですね~。
私もたぶんそのくらいの時期に読んだと想います。
「深い河」はいいですよ~~!!!
遠藤文学の集大成です。
是非是非~!
読んで面白かったら記事にしてくださいね。楽しみにしています♪
あ、「いいですよ~」と言っても、人には好みがあります…。
前にに「人にいいよ~!」と言われて読んで「時間の無駄だった」と思った本がありました(苦笑)。
よろしかったら是非~、ということで…(笑)。
プロフィール

ざまき紅子

Author:ざまき紅子
遊びにきてくださってありがとうございます。
旅行、読書、映画、海外ドラマが好きな関東在住の主婦です。
2005年4月生まれの地図と線路が好きな息子(紺太郎・仮名)がいます。
夫とは週末婚です。
小5の2017年1月に夫が急に「受験」を言い出し、本人もその気になり2月中旬から塾(N)に通い始めました。
突如決めた中学受験、1年間しか時間がないし、わからないことだらけで右往左往しています。2018年春に桜が咲くといいです。


(2008年12月の記事は他の所で書いていたものを移したので、日付はランダムになっています。)


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